
夏といえばサンダルですが、皆様はどんなサンダルを履いていますか?
ラバー製のビーチサンダルなどを履かれる方も多いと思います。
今回はそんなラバー製のサンダルではなくちょっとだけ高級感のあるレザーのサンダル「アイランドスリッパ」をご紹介したいと思います。
海や川の中に入る場合はもちろんラバー製のサンダルがおすすめですが街歩きのように普段履く場合は少しだけ高級なサンダルをお洋服に合わせるのもオシャレで良いと思います。アイランドスリッパはなんと日本人が作ったサンダルなのです。
そんなアイランドスリッパの歴史を振り返りつつ、スペックもご紹介しますね。
アイランドスリッパはどんなブランドなのか

まずはアイランドスリッパとはどんなブランドなのでしょうか?
日本でも靴屋の店頭に夏に近づくと並んでいることがありますが、実はとても深い歴史のあるブランドだったのです。
アイランドスリッパと日本人

戦後1946年の日本は幣原内閣が総辞職をし吉田茂内閣が発足した年であります。
その頃ハワイ・オアフ島で誕生した「アイランドスリッパ」は日本からハワイに移住した〝モトナガ タキゾウ〟さんがサンダルの原型を作りました。
息子のエドワードさんが工場を建て、家族経営を始めました。1986年家業を引き継いだのがジョン・カーペンターさんでした。デザインから製造までをハワイのオアフ島で行い40人近い職人によってアイランドスリッパはハンドメイドによって作られています。
アイランドスリッパとハワイ

アイランドスリッパの工場はハワイのパールシティにあります。
職人たちが手作業でアイランドスリッパを作っています。繁忙期には60人の職人が総出で作業をします。
アイランドスリッパはハワイで作られていますが、その材料は各国から取り寄せられています。
革や生地などの組み合わせによって無限の可能性を生み出すのです。
以前百貨店の高島屋はアイランドスリッパと京友禅のコラボ商品を作っていました。(現在は廃番)
そのようにアイランドスリッパは様々な素材とコラボすることにより世界中に日本人モトナガタキゾウを広めています。
アイランドスリッパのレビュー【サイズ6】
私HIROsophyは、実寸23.8cm、革靴24.0cmを履くことが多いです。またNIKEのスニーカーでは25.0cmを履きます。
良かったら参考になさって下さい。
アイランドスリッパのスペック

ソールの横幅だけを見ると、決して広いわけではなくサイズ6であれば適当だと思います。
実際履いてみると素足に対し左右で1cm程度余るくらいです。

ソールの足長を測ってみると約25cmと革靴と比較すると捨て寸がないだけあり短くなります。
実際に履いてみるとつま先側約1.5cmほどの余裕が生まれます。
ただサンダルのためこれ以上の余裕は必要なく、1.5cm程度が適当だと思われます。

サンダルで多いのが「足長自体は足りているが甲の高さが足りないので入らない」というパターンです。
甲がきついと締め付け感があり痛みを伴うこともあります。
実際はいた感じではピッタリで丁度よく感じました。
サンダルのため、甲に余裕があると踵が歩くたびに浮き上がりとても歩きにくいため甲はピッタリしている方が良いです。また履いているうちに甲のベルト部分は伸びてくるため新品で余裕があると革が伸びた時履きにくくなります。
アイランドスリッパの履き心地は

忘れてはいけないのがアイランドスリッパの履き心地です。
サンダルというとソールがペラペラで地面を感じやすいイメージがありますが、アイランドスリッパは違います!!
アイランドスリッパが一番こだわっているのは実は〝履き心地〟なのです。
どんなにデザインが良くても履き心地が最悪だと二度と履かなくなりますよね。

履いて初めて分かるのですが、めちゃくちゃクッション性があるんです。
このクッション性は見た目で分かるものではないのですが、厚みが約2.5cmあるソールは実はふかふかしており履き心地は本当に抜群です。
アイランドスリッパの素材は

アイランドスリッパの素材は
アイランドスリッパは様々な素材を使用しているため一様にはいえません。
テキスタイルやスムースレザー、スエードなどがあります。
テキスタイルは織物のことを指し、京友禅のアイランドスリッパはそれに当たります。
デニムのアイランドスリッパもあるため、デニムはテキスタイルに属します。
またスムースレザーは表革、スエードは裏革です。
スエードのアイランドスリッパ

今回私が購入したアイランドスリッパはスエード素材のアイランドスリッパです。
スエード素材の良さは足の裏にしっとりと馴染み、本当に気持ちが良いところです。
スエード特有のサラサラとした履き心地が、汗をかいても安心です。

スエードのお手入れ方法

スエードのお手入れ方法は何はともあれブラッシングです。
特にアイランドスリッパは足の裏が当たる部分がスエード素材になってるので、体重がかかったり汗を吸い込むことでスエードは寝てしまいます。
スエードが寝てしまうこと自体には問題はありませんが、スエードが寝てしまうとくっきりと足型が残ります。
足型が残ることが気になる場合はこまめなブラッシングを行いスエードの毛並みを整えます。
アイランドスリッパは歴史ある快適サンダル

靴ではないサンダルであっても、おしゃれで快適性を求めるなら間違いなく「アイランドスリッパ」がおすすめです。
過去にビルケンシュトック(Birkenstock)というドイツ生まれのサンダルを紹介してきましたが、同じサンダルといえ全くの別物です。
アイランドスリッパはもっと手軽に履けてラフに過ごしたい方向きだといえます。
このアイランドスリッパを手入れたら夏まで待てませんよ!
今すぐにでもアイランドスリッパを履いて街に飛び出したい気分です。
今回はダークブラウンスエードのアイランドスリッパをご紹介しましたが、アイランドスリッパのカラーバリエーションは実に豊富です。
ぜひあなたにピッタリな色を見つけて下さい。
そして男女ともに人気があるアイランドスリッパをぜひお友達にもおすすめして下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!


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