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コスパ最強な革靴“リーガル”を現役販売員がおすすめする理由!!

横断歩道を渡るビジネスマン 革靴
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「東京の僻地に住んでるんだろ」と会社でよく小馬鹿にされていた紳士靴販売員のHIROsophyが、革靴初心者にもおすすめしたいリーズナブルでコスパ最強のビジネスシューズを考えました!

リーガル、コスパ最強日本の革靴のブランド

この春初めて会社に勤めて初めて革靴を履く方も多いと思います。「ビジネスシューズ」と一言に言っても店頭に並ぶビジネスシューズは山のようにあります。その中から自分の求める革靴を探すのはどんなに大変か…「初めてだからよく分からない」「高級な革靴もいいけど手が出ないよ」「とにかく実用性がある革靴が欲しい」という皆様のお気持ちよく分かります。みんな最初は〝初めて〟ですからいきなりチャールズ皇太子が履くような革靴を選ぶ必要なんてありません(選んでも構いませんが)。耐久性があって、値段も手頃で、ビジュアルもいい、そんな革靴のリーガルを今回紹介したいと思います!

「リーガル、聞いたことはあるけどよく知らない」という方に簡単にリーガルの歴史をご紹介します!

リーガルってどんなブランド?

リーガル(REGAL)は、リーガルコーポレーションが製造・販売する靴のブランドです。その歴史は古く1880年にアメリカ・マサチューセッツ州で創業した靴工場が始まりでした。

1961年 日本製靴株式会社(今のリーガルコーポレーション)がアメリカのブラウン社(今のクラレス社)とライセンス契約を結び「リーガル(REGAL)」の紳士靴の生産販売を開始。

1969年 定番のNo.2504(プレーントゥの外羽根)が新製品として発売!このNo.2504は今でもものすごく人気があります。

1970年 リーガルシューズ1号店が東京駅八重洲口にオープン

1971年 定番No.2177(ローファー)がデビュー!リーガルといえばこのローファーを思い出す方が多いと思います。

1972年 婦人靴の生産販売を開始。

1990年 アメリカのブラウン社よりリーガルブランドの商標権を取得。

2000年 パターンオーダーがスタート。

2015年 リーガルレディースよりプレミアムラインがスタート。

なぜリーガルがこれほどまでに選ばれるのか

リーガルはビジネスシューズだけではなく、カジュアルのスニーカー、ウォーキングシューズ、防水のゴアテックスシューズ、拘りたい方のためのパターンオーダーシューズ、更にビスポークと幅広く取り扱いがあり様々な要望に応えてくれるブランドです。

そしてお値段ですが、グッドイヤーウェルト製法のビジネスシューズが2万円台からあるんです!あまりピンとこないかもしれませんが、グッドイヤーウェルト製法は工程が複雑で部材を多く使う耐久性が良く履き馴染むと疲れにくいという特徴を持った製法です。

そしてリーガルはお手入れがあまり必要がないガラスレザーを多く使用しており常にピカピカと輝いています。このガラスレザーは表面に樹脂加工されており艶やかで汚れも付着しにくいため、複雑なお手入れは必要がなく軽く拭く程度でも汚れが落ちます。こんなに手がかからない革靴もあるのです!

グッドイヤーウェルト製法では中底の下にコルクが詰めてあり体重がかかることにより沈みます。そして足形が取れ、足にフィットし歩きやすく、マッケイ製法と違い中底を貫通し縫うのではなくウェルトを縫っているため靴の中に水が侵入しにくい作りです。長時間の歩行や立ち仕事など、厚みのあるソールとコルクがクッションとなり疲れにくく最適です。

紳士靴販売員としてはコスパの良さ、耐久性、耐水性、ビジュアル、お手入れ、総合的に考えても初めて革靴デビューする方には絶対おすすめの革靴です。

※価格は2020年5月現在

コスパ最強の革靴、リーガルおすすめ型番ご紹介!

「うーん、たくさんあり過ぎて困っちゃうよ」というあなたに、今からご紹介するリーガルの型番は私が長年紳士靴を販売している中でおすすめしたいと思った型番です!リーガルは他のブランドよりも少し大きめの作りですので、合わせる際は普段のサイズから0.5cm小さいものから履いてみるとよいですよ。

315R グッドイヤーウェルト製法

何度見てもこの315Rのシルエットは素晴らしく綺麗です。アッパーは艶々のガラスレザー、ソールは合成底を使用しグッドイヤーウェルト製法で縫われています。ほっそりとしたシルエットが魅力でウィズは大体2Eくらいです。爪先が少し長めのロングノーズ仕様で細身のスーツなどによく合います。デザインはストレートチップの内羽根式です。これを履けば絶対格好よくなれます!


811R セミマッケイ製法

こちらは811Rというモデルで315Rと比べて若干トゥに丸みがあります。デザインはストレートチップの内羽根式で甲の高さは315Rと比較すると少し高いです。リーガルの中のど定番であり、ものすごく人気があります。爪先が尖ったデザインが苦手な方はこの811Rがおすすめです。


725R セミマッケイ製法

725Rのデザインはストレートチップの内羽根式で爪先は少しスクエアです。こちらは見た目では分かりませんがゆったりした作りで楽に感じるというお客様が多いです。艶があり、フォーマルな場面でも履いて頂けます。ソールは合成底を使用しグリップも抜群です。


35HR セメンテッド製法

35HRはゴアテックス シューズで、雨の日にも履いて頂ける防水シューズです。驚くほど軽く作られており、ソールは合成底のため滑りにくい仕様です。ウィズは3Eありゆったりし、アッパー素材は牛革に加工をしています。これから増える雨の日のために1足は常備しておきたいビジネスシューズです。


011R セミマッケイ製法

011Rのデザインはストレートチップの内羽根式で、ご紹介しているモデルの中でも一番スタイリッシュな雰囲気があります。ロングノーズのデザインにソールはコマンドソールの凸凹を薄くしたような合成底で、しっかりと地面を掴んでくれ滑りにくい仕様です。こちらも315R同様に細身のスーツによく合います。


2504NA グッドイヤーウェルト製法

2504NAはリーガルの歴史の中にも出てきた型番で、ど定番です!私は「これぞ、リーガル!」と言いたくなるような質実剛健な作りに丸みを帯びたトゥが本当に可愛らしく、お仕事でもプライベートでも履けます。グッドイヤーウェルト製法を作られているため、最初は固いですが馴染むと驚くほどに履きやすくなります。リピーターも多く、初期の2504からずっと履いている方もいらっしゃるほどファンが多い型番です。昔ながらのリーガルを感じてみたい方は2504NAがおすすめです。


※サイズ感などは個人により異なりますので、参考程度にして下さい。

高い革靴だけがいい革靴ではない!!

何をもって「いい革靴」というのか考えた時、誰にとっても「いい革靴」というものは存在しないことに気付きます。それは個人の価値観が大きく左右します。「価格」「製法」「生産地」「素材」「歴史」など何を切り取り優劣をつけるかは人それぞれだからです。その中でコスパが良い革靴を選ばれる方が多いことは本当に良いことですし堅実さが感じられます。リーガルという革靴はビジネス向きであるがゆえ、とことん実用性に拘り、不要なものを取り除いた革靴だと私は思っています。だからこそグッドイヤーウェルト製法でこの価格を実現し、働く男性の足元を支え、短い期間に誰もが知るブランドになったのです。たくさんのブランドを見てきた中で私は総合的に優れたリーガルを働く男性におすすめします!

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