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廃墟マニア必見、東京の奥多摩ロープウェイを徹底解説!

大自然
この記事は約17分で読めます。
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ロープウェイ

夏の思い出を作りたくはないかぁぁぁ〜???

HIROsophy
HIROsophy

作りたーい!!

夏といえば開放的な気分にさせてくれ、尚且つワクワクドキドキが止まらない季節であることは私以外の皆様も感じていることだと思っています。
今回この奥多摩にある廃墟になったロープウェイをこのブログを通して行った気分にさせちゃうよ!
お家が遠くて奥多摩まで足を運べない方もぜひ楽しんでね!

奥多摩ロープウェイが廃墟になった理由

奥多摩ロープウェイは三頭山口駅(みとうさんぐちえき)から川野駅を結ぶロープウェイで1966年12月1日冬季休業をしたまま再開することなく1975年3月正式に運行休止申請をしたということですが、そもそも何故冬季休業してしまったのかというと、経営不振だったというから本当に残念です。

片道切符で110円というのは現代の料金に直すと1,200円ほどであるためかなり高価であることが窺えます。高価だったため割引をして運行していたそうで、実際には80円だったとのことです。

老朽化が進んでおり撤去するべきですが、撤去費用がかかるため放置されているとのことで実際に見てみると撤去も大変そうだと思いました。

奥多摩ロープウェイへの行き方

目標になるものといえば
『奥多摩周遊道路 またおこし下さい』

の看板ですね。
かなり大きな看板のため見過ごすことはなさそうです。

川野駐車場に着いたら、車を降りて山側を見てみて下さい。
なんと、この位置からでも奥多摩ロープウェイが見えるのです!!!
木が生い茂っているためよく見なければ見えないのですが、赤と白の車体が見えます。

カーブミラーが立っているところが奥多摩ロープウェイへの入り口です。
ただ少し離れたところからでは目視できないので、安全を確認しながらこのカーブミラーを目指して歩いて下さい。

近づくとこの写真のようにここも草が生い茂り道が塞がれています。
私が訪れた時は道幅が20cm程度になっていました。
草を掻き分けて上に進みます。

1分程度歩けばすぐに建物が見えてきます。
この辺りから恐ろしい雰囲気が漂い、めちゃくちゃ天気の良い日でも暗いです。
欝蒼と茂っている木のためです。

顔を左に向けると、すぐに見えました!!
奥多摩ロープウェイの主役です。

到着です!!!

奥多摩ロープウェイの実態!!

いきなり目に飛び込んできたのはバリバリに割れたガラスに、落書きです。
無数にある落書きがまた怖いです。

懐かしい蛍光灯を収める街灯です。

入ってすぐ右をみるとトイレがあり、目の前は和式、右手には男性用トイレがあります。

私は怖すぎて、ここから先には近寄れませんでした。

不気味!!!!

「片道大人1枚くださーい」

と言っていたのでしょうか?
切符を販売していた台のようです。

左手に進むと『日本ケーブル株式会社』の文字の入ったパネルがあります。
左下には「防犯カメラ作動中」のステッカーがあるので、近年落書きやゴミの不法投棄が目立つためカメラを設置したのでしょうか?

36人乗りということで、結構広いのかと思って足を進めると…

「切符を確認します!」

駅員さんが立っていたのでしょうか?

階段を降ります。
「御注意足許お気をつけ下さい」
とあるので、段差を指しているのでしょうか?

右の部屋を見ると機械があり、歯車のようなものが見えます。
私は機械に疎いのでこの機械が何かは分かりませんでしたが、とても大きく歯車のようなものでロープウェイを動かしていたのかなと思いました。

ここも真っ暗でよく見えないため怖すぎて中には入れませんでした。

バイオハザードか!!!

心霊スポットとか言われていますが人が死んだわけではないので幽霊は出ないそうです。
ただこの状態を見て、すぐに思い浮かぶのはバイオハザードじゃないですか?
もうすぐゾンビが襲ってきます。
私はこの部屋からすぐに立ち去りました。

振り返ると奥多摩ロープウェイのゴンドラが見えました。
想像より汚く、気持ち悪い色に塗り替えられていました。

私はレトロでノスタルジックな感じを想像していましたが、全然違いました。

ゴンドラの中を見るとここも落書きが酷く、赤い手形が非常に気持ちが悪いです。

段ボールやゴミが散乱しています。

今来た道を戻り外へ出ると、建物の右側に階段があることに気づきます。
ここも落書きが酷く不快な感じがしますが、ゆっくり上に登ってみます。

正直経年劣化でこの鉄の階段が崩れないか心配だったので、手で左上のコンクリート持ちながら上がりました。用心深いといえばそうなのですが、本当に崩れ落ちそうな気がする階段です。

やっと登れた…

冷や汗と汗で襟元はグチャグチャです。
下を見るとここも

バイオハザードの世界!!!

登った先に見えた景色は?

えぇぇぇ?

欝蒼と茂って何も見えません…

長い間手付かずだったので、草も生え放題で視界を遮っていました。

川野駐車場にある鉄塔は奥多摩ロープウェイの鉄塔でよく見ると湖を渡っています。

この姿を見た時、奥多摩ロープウェイが三頭山口から川野までを繋いでいたのだなと動かなくなった現代でも感じさせてくれます。

奥多摩ロープウェイへ行きたい!と思った方への助言

初めて「廃墟」というものを見に行ったわけですが、観光地のようにウジャウジャ人がいるわけでもなくただひっそりと佇んでいるその姿が誰かに見つけて欲しいかのように感じました。

一つ残念だったのは汚い落書きとゴミの不法投棄です。
これはどちらも犯罪になりますので、本当にやめていただきたいです。
ただただ汚いだけで1ミリも良さなどありません。
逆に元の姿を見たくて訪れた人にとってはショック以外ないと思います。

人目のないところに佇んでいるので、当然何も整備されていません。
はウジャウジャいますし、も飛んでいます。
草は生い茂り、足許は緩いです。
このことを考慮するとサンダルなどではなくしっかりと靴を履いた方がいいです。
私は革手袋を用意して行きましたが、大正解でした。
素手では危険です。また奥多摩ロープウェイの機械室の中は梯子のようなものがあるため登りたいという方も手袋はあった方がいいと思います。

夏の思い出として日頃見ることができない景色を見たい場合は「奥多摩ロープウェイ」がおすすめです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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