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奥多摩・桧原都民の森は駐車場完備で登山者にも便利なスポットだった!

大自然
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今回は私HIROsophyが大好きな奥多摩にある『桧原都民の森』に何度も何度も足を運んで様々な情報を仕入れてきたので、HIROsophyの主観を交えつつお伝えしようと思う。

奥多摩という場所は東京都なのに全然東京都を感じさせない地域、と言っても過言ではないだろう。
そんな奥多摩が大好きなHIROsophyは毎週末奥多摩にいる。
毎週末いることがちょっと信じられないかもしれないが、奥多摩がどれだけ素晴らしいところかを皆様に知っていただきたく今回記事を書いている。

桧原都民の森までの交通手段

場所が場所なだけあって、自家用車で来るか公共バスを利用するかどちらかになるだろう。
私は毎回自家用車で訪れている。
自転車やバイクという手段もあるが、実際三頭山に登る人で自転車やバイクで来た人とすれ違ったことがないことを思うと、体力を消耗することを考え自家用車か公共バスになるだろう。

車で行く(奥多摩・桧原都民の森の駐車場)

まずは桧原都民の森には大きな駐車場があることをお伝えしたい。マイカー登山者も多くいると思う。時々満車になってはいるが、出入りも激しいので少し待てば駐車場は空くと思う。

中央自動車道上野原インターチェンジより甲府トンネル経由30km(45分)

奥多摩湖より奥多摩周遊道路経由20km(30分)

圏央道日の出インターチェンジより五日市街道経由37km(60分)

圏央道あきる野インターチェンジより五日市街道37km(60分)

バスで行く(桧原都民の森のバス乗り場)

西東京バス時刻表

桧原都民の森から数馬バス停まで無料連絡バスが通っており、公共交通機関を利用する場合は運行時間や運休情報などに注意して利用すると便利だ。

4月1日から11月30日(毎日運行)
3月1日から3月31日(土日祝のみ)

バス停の特にはバイク専用の駐車場もある。
また自転車で訪れる方もかなり多い。

奥多摩・桧原都民の森の利用時間や注意事項

利用時間は間違えないようにしたい。

このトンネル、なかなか怖い。
昔テレビで見た「心霊スポット」を思い起こさせる。そして、大体私が行くときは人が歩いていない。時々送迎車がハザードランプを点けながら走ってくるくらいだ。

右へ曲がればすぐに三頭山の入り口だ。
三頭大滝経由なので、滝が見たい方はこちらをお勧めする。

三頭山山頂まで約4時間かかること、軽装備での登山はお勧めしないこと、駐車場は決まった場所に停めることなどが書かれている。
やはり登山とは計画が大事なので、事前準備をしっかり行なった上で実行していただきたい。

私は、「これ以上は危ないな」と思ったらすぐに引き返している。
山頂を拝むことだけが登山じゃないと思っているからである。

三頭山に登る

決心がついたところで、早速三頭山に登っていく。
ここからは周りの景色を見て楽しむという余裕がなくなるかもしれないが、安全第一で危険を感じたらすぐに引き返すことも大事だということを忘れないようにしたい。

体力に自信があるとか、ないとかは登ってみたらすぐに分かるので皆んなで励まし合って登るのもいいし自分自身と向き合いながら登るのもいい。

奥多摩・桧原都民の森の森林館から三頭山の入り口

森林館の脇から登ることができる。
三頭山山頂まで約70分とあるが、私が登った感想だと70分以上かかる気がする。

ちなみに三頭山は1531mなので、低山とは言わないかもしれないが登山サイトを見ると初心者向きというカテゴリーに入っている。

当然しっかりとした計画と装備が必要だ。

ウッドチップは天然のクッション!

初めてウッドチップの上を歩いたのだが、本当に歩きやすい。
そして雨が降ってもその雨を吸収してくれ地面がビチャビチャにならないのだ。

雨が降ると滑りやすくなるのは山の特徴だが、このフッドチップのゾーンは安心だ。

私はこの景色が大好きで毎週末桧原都民の森に来ている。毎週末だ!

歩いているだけで癒されるし、何より静かで心が落ち着く。ウォーキングを街中でするのと、この大自然の中でするのでは同じ距離を歩いたとしても得るものが全然違う。

鳥が鳴き、虫の声がする。
そして滝が流れる音。

そんな贅沢な空間を体験できる。

思い切り息を吸って、吐いて

そう言いたくなるほど気持ちがいい路。
ゆっくりと歩いて欲しい。
色々な人がこの路を思い思いのスピードで歩いている。

私がすれ違ったのはリハビリ中の高齢男性。
足が思うように動かなくても、ゆっくりと歩いていた。そういう方にもこの大自然は優しく迎えてくれる。

ほらね、看板にも三頭山を舐めないで!と注意書きがあるでしょう。
「登り坂で体力を消耗いたします」
間違いなくその通り!!

奥多摩・桧原都民の森入口から三頭大滝の滝見橋まで

この景色を見るともう少しで滝が見える、とワクワクする。

そして滝が流れる音が聞こえてくる。

三頭大滝の滝見橋は突き当たりまで行くと通行止めになっているため、引き返すことになる。

滝見橋から見た三頭大滝。
少し離れている感じもするが、実際に目で見ると迫力がある。

昔の人はこの滝で何をしていたのだろうか?と考えてしまった。この辺一体が皇室の御料地だったというから、きっと特別な使い方をしていたのではないかと思う。

そういう想像をすることで桧原都民の森はより楽しくなるのだ。

奥多摩・桧原都民の森の三頭大滝からその先

三頭大滝を見てさらに奥へ進もうと思っているアナタ!
ここからが本当の三頭山の始まりだ。
まずサンダルはNG!!
ちゃんと登山ができる服装になっているだろうか?

めちゃくちゃハードな道がアナタを待っている。(何度も言うが三頭山は初心者向きらしい…)

この先は長いので、お手洗いを済ましておくとよい。

AEDがある休憩所。

団体で来るような方は大きな休憩所が便利だ。
少しだけ休憩したら、また歩き始めよう。

最初に目に飛び込んできたのは石段。
石段があるだけ有難い。
この先石段はなくなり、両手を使って登るようなところも出てくる。

しかし趣という言葉がしっくりくるような景色だ。

木漏れ日と石段は非日常的な世界へ誘ってくれる。

三頭山の看板

アナタはどっちへ行く?

ブナの路至三頭山か、石山・深山の路至三頭山。石山・深山の路至三頭山は最初から急斜面でかなりハードモードな雰囲気だったので私は専らブナの路を登ってる。

本当に何度もいうが三頭山を舐めてはいけない。
日頃運動をしてこなかったことを呪うか、足がガクガクブルブルして軽い気持ちで三頭大滝より奥へ来てしまったことを後悔することになる。

なだらかな登り坂だから大丈夫、と言いたいところだが足場が悪くて岩が足に響く。
一歩一歩安全な岩を探して足を置いていく。
下手をしたら滑るかもしれないから、一歩一歩踏みしめながら登っていく。

苔が生え木が倒れて、そのまま時間が経過して全てがこの景色の一部になっているこの姿が私は好きだ。

心が落ち着く。

三頭山は水辺が多くあり、ただの岩山を登るよりも目で見て楽しむことができる。一応歩きやすく、石を置いてくれたりしているのだがルート以外は悪路なのでコースから外れることはお勧めしない。
足を滑らせて落ちれば怪我をするだろうし、何より高尾山と違い登山者が少ないためソロの方は気づいてもらえないことが想定される。

巨樹が残っているのは江戸時代に天領として幕府が直轄する御林山で明治になってからは皇室の御料地になっていたからだそうだ。

ブナの天然林は貴重で東京都では三頭山と日原川流域だけになっている。

そうやって聞くとこのブナの木を残さないと、と思う。

蚊は私の身体の周りをグルグルし、止まると刺されてしまう状況だったので「行き止まり」を見た瞬間引き返したが、実は他のルートがあったのかもしれない。

奥多摩・桧原都民の森で三頭山以外の楽しみ方

三頭山に登るだけが桧原都民の森の醍醐味ではない。
なんて言ってもHIROsophyも三頭山の山頂まで登れたわけではないのだから。
体力的に厳しく途中で断念した経歴のある私だからこそ、別の楽しみ方もお勧めしたい。

桧原都民の森のセラピーロード

こんな険しい山、登れるわけないじゃない!!

という方にはセラピーロードという森林浴ができる道があるので、ぜひこちらを歩いていただきたい。

三頭山に登るというのはかなり本格的な登山になるので、サンダルで来てしまったり装備がない人は気分だけでも味わえるセラピーロードでいっぱい深呼吸してみよう。

動物の侵入を防ぐネット

所々に現れるネットの扉。
これは野生の鹿などが侵入し荒らすことを防ぐもので、出入りする人は紐を解いて開けて、また閉めることをお忘れなく。

奥多摩・桧原都民の森の森林館

桧原都民の森管理事務所
042−598−6006
テレホンサービス 042−598−6700
東京都西多摩郡檜原村7146番地

12月29日から1月3日までは休園

木工教室が開かれており制限個数はあるが予約制でテーブルや椅子、ベンチなどを作ることができる。

親切な足洗い場だ。
登山靴に泥がついたまま館内に入らないように、ここで靴の汚れは落とそう。
ブラシもあるからゴシゴシやって綺麗な状態でレストランなどを利用して欲しい。

奥多摩・檜原都民の森で食事をする

【レストランとちの実】
営業時間 10時から15時30分まで

美味しかった。
下山して食べる「下山メシ」としては胃袋に染み渡る。

熱々で食べる天麩羅は最高だった。

檜原村特産の舞茸を堪能して欲しい。

奥多摩・桧原都民の森で季節を感じる

キノコや草木、虫などを採取することは禁止されているため見るだけにしよう!

これが天から降ってくるとちの実だ。
大きな冬芽は樹脂を分泌してベタつくのが特徴、と歩いているとパネルが教えてくれた。

磨り潰して「トチ餅」にするらしい。
見た目が栗のように見えるから味はどうなのか気になる。

三頭山は装備がいる。
短パンなどの軽装だと怪我をすることになるかもしれない。

この植物がスウェットを貫通し足を突き刺した。
たんぽぽの葉のような形をしているが、かなり硬くトゲトゲして洋服をも貫通する。

ぜひ登山に向いているファッションで登って欲しい

私は山頂を目指さない

山に登って山頂目指さなかったら、何するの!?

私は山頂を目指すだけが登山ではないと何度も三頭山に挑戦して思った。何より道中に出会う木々や虫や景色が素晴らしいので決して山頂を拝むことだけが登山ではないと思ったからだ。

川の水を触ってみたり、苔を見てみたり、蛙の写真を撮ったりと楽しめる。それどころか山頂を目指していないので余裕綽綽なのだ。山頂を目指していた時はひたすら歩かなければ!と必死で景色をよく見ていなかった。

よく観察すれば本当に楽しいことだらけだ。
最後まで読んで下さりありがとうございました。

今後はもっと私の好きな大自然について書こうと思います!

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