Freeze!
「Don’t move!」
洋画を見ていると拳銃を構えて警告するシーンを見かけたことがあると思います。
実際に実銃を撃ちたいとは思いませんが、世の中の多くの男性がモデルガンやエアガンに憧れ玩具屋で購入したり友達と遊んだりしたことでしょう。
しかし、エアガンやモデルガンは子供だけの玩具ではなく大人が楽しめるものでもあるのです。
そこで今回は手軽に始められるエアガンをご紹介します。
エアガンの中でも初心者向けの〝ハンドガン〟に焦点を当ててみましょう。
なぜ男はエアガンにハマるのか?
ロマン!!!
この一言に尽きると思います。
男の子はロマンを感じさせる玩具が大好きです。
その延長線上に、革靴や時計などの紳士雑貨があります。
男性だけでなく女性もハマるエアガンの魅力について語っていきましょう!!
エアガンとは
銃の形をした玩具には二つあり、一つは「モデルガン」二つ目は「エアガン」です。モデルガンは実際に弾を発射することはできず見て楽しむものになります。
エアガンはその名の通り内部に溜めた気体を出すことでBB弾を発射します。
厳密にいうとエアガンはソフトエアガンといい、エアガンというのは空気銃のことを指します。空気銃は銃砲刀剣類所持等取締法により誰でも所持できるということはありません。
サバゲーで使うためのエアガン
サバゲーとはサバイバルゲームの略です。
サバイバルゲームとはエアガンで撃ち合う大人の遊びです。
「何が楽しいの?」と思う方もいるかもしれませんが、子供の頃おもちゃの拳銃を持って走り回って撃ち合いをして遊んだ経験はないでしょうか?
子供だからおもちゃの拳銃が楽しかったのではなく、大人が遊んでも充分楽しいのがおもちゃの拳銃、いわゆるエアガンです。
遊び方は2つのチームに分かれて敵陣営のフラッグを取るという陣取りゲームです。
ルールはあまり定めがなく、グループやフィールドにより異なります。
自宅で楽しむためのエアガン
ストレス発散に撃ちまくる!
サバゲーで撃ち合う以外には自宅でコッソリ楽しむという方法があります。
自宅の壁にシューティング用の的を用意し離れたところから撃ち抜けばストレス解消になります。
また対人が得意でない方は一人でじっくり楽しめるので自宅でできる趣味としてもおすすめです。
飾って眺めるエアガン
エアガンの醍醐味は撃つだけではなく飾っておくことにも適しています。
例えばハンドガンだけを収集し、壁に飾ってみるのも面白いですしショットガンやマシンガンなどの銃身の長いタイプだけを飾り鹿の頭の剥製などを一緒に飾れば映画のワンシーンのような部屋が出来上がります。
東京マルイ
東京マルイは戦後の1965年東京都足立区に設立された玩具メーカーです。
プラモデルやフィギュア、ラジコン、ホビーガンなどを中心に生産・販売しています。
日本国内の千葉・埼玉・茨城に生産工場があり、本社は東京都足立区にあります。
「社会貢献」にも積極的に参加している会社であり、生分解素材のBB弾を開発したりノンフロンのエコガスを発売したりと環境に優しい玩具メーカーです。
また陸上自衛隊の訓練用として89式自動小銃(電動ガン)が採用されています。
法令や安全基準を守る日本遊戯銃共同組合にも加盟しており、厳格な検査と品質管理体制が保たれています。
初心者向けエアガンのコルトガバメント
私がエアガン初心者におすすめしたいハンドガンは「コルトガバメント」というアメリカ合衆国で作られた軍用の銃です。アメリカ軍では第一次世界大戦、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争で使われました。
コルトガバメントはColt Governmentと呼ばれ民間向けのモデルの一つです。
コルト社は1836年創業のアメリカ合衆国の銃器メーカーで、同じアメリカ合衆国のスミス&ウェッソンとはライバル関係にあるといいます。
スミス&ウェッソンも有名であり、私はリボルバーが好きです。
コルト社といえば映画「Rust」の撮影中にアレック・ボールドウィンが誤射した銃はコルト社製の45口径リボルバーだとニュースになってましたよね。アメリカ合衆国ではメジャーな銃であり扱いやすい銃であることが分かります。
持ちやすく、手にフィットし、東京マルイのコルトガバメントは水平にBB弾が飛ぶため命中率も高く初心者でも楽しめるエアガンです!!
コルトガバメントのスペック紹介
全長は21.5cm、重量は394g。
私の印象はかなりガッチリし重量感もあり格好いいです。
軽くてプラスティック感が強いものを想像していたため、実際の東京マルイのコルトガバメントに感動しました!
初めてコルトガバメントを握ったとき、「持ちやすいな」と思いました。
持ちやすさは大事!
ハンマーを親指で弾くこともできます。
またスライドのサムセフティというロック機能もついています。
これは誤ってスライドを引いてしまうことを防いでくれます。持ち運ぶ際もこのサムセフィティ機能を使いましょう。
マガジンはマガジンキャッチを押すことで抜けます。
必ずマガジンを持ちながらマガジンキャッチを押しましょう。
コルトガバメントはBB弾が付属しています。
6mm、0.25gのBB弾です。
私は100円ショップのボトルを購入にBB弾を移し替えて使っています。
ポップアップシステムとは?
発射されるBB弾に一定方向の回転を与えることによりBB弾に揚力をもたせ、通常放物線を描く弾道に対しより遠い目標に向かって水平に飛ばすものです。
BB弾にホップ(=バックスピン)をかけて発射すると、BB弾に「浮き上がろうとする力」が生まれます。BB弾が「重力で落ちようとする力」と、「ホップで浮き上がろうとする力」がつり合えば、何もしないで発射した時よりもさらに遠くへ、まっすぐに飛ばせるようになります。これがホップアップシステムのしくみです。
小さいパワーで遠くに飛ばす「ポップアップシステム」
https://www.tokyo-marui.co.jp/guide/whats/
気を付けたいのがエアガンには「対象年齢」が存在します。
18歳未満が使えるのは「0.135ジュール」まででありそれ以上は各都道府県の〝青少年育成条例〟の違反になります。
ジュールというのはBB弾の発射パワーを表す単位です。
また対象年齢に対応したBB弾がありますのでエアガンを購入した際は対応しているBB弾を選ぶ必要があります。
モデルの対象年齢 | 対応しているBB弾 |
10歳以上 | 0.12gのBB弾がベスト |
14歳以上 | 0.2gのBB弾のみ |
18歳以上 | 0.2g、0.25g、0.28gのBB弾に対応。飛距離が伸びるのは0.2g、弾道が安定して命中精度が上がるのは0.25g、0.28g。 |
コルトガバメントの撃ち方
コルトガバメントのマガジンにBB弾を込める
親指でマガジンキャッチを押しながらマガジンを引き抜きます。
抜けたマガジンにBB弾を装填します。
BB弾を入れる時は一つずつマガジンに押し込むように入れていきます。
コルトガバメントのスライドを引く
スライドを引くことで発射準備になります。この状態でトリガーを引けばBB弾は発射されます。
保護キャップを外すことを忘れずに
エアガンにはルールがあります。
銃口を覗かない、銃口を人や動物に向けない、マガジンにBB弾が入っていないと分かっていても「BB弾が入っているつもりで扱う」ことを忘れないようにしましょう。
そのため保護キャップは使用していない時はしておくようにしましょう。
「構え!」
利き手の親指は伸ばした状態にしコルトガバメントを支え、更にもう片方の手で利き手を下から支えるように持ちます。
狙いは銃口の先についている突起とハンマー近くにある窪みを合わせます。
「撃て!」
バスンッ!!バスンッ!
命中しました。
コルトガバメントは命中率の良いハンドガンだとAmazonの評価コメントにもあるように、確かに離れたところから撃ったとしても真っ直ぐに円の中心部を撃ち抜くことができました。
しかも驚いたことにその発射の威力です。
2発程度で的の紙は吹き飛び大きな穴が空いています。
跳ね返ったBB弾は私の方向に向かってきました。(ゴーグルは忘れずに)
庭などの屋外で撃ちたい場合は、BB弾バイオという環境に優しいBB弾も発売されております。
このBB弾バイオとは地球環境に優しい植物由来の素材やミネラル成分で構成された石油系の素材を一切使用していないBB弾です。土の中にいる微生物などにより二酸化炭素と水に分解されるため屋外での使用に適しています。
忘れてはいけないエアガンで遊ぶ時のルールやマナー
- エアガンの対象年齢を確認しましょう
- むやみに改造や分解をしない
- 取扱説明書をよく読む
- 人や車が通らない場所で遊ぶ
- 持ち運びにはケースやバッグを使用する
- 責任を持って保管管理をする
- ゴーグルを使用する
- 人や動物、壊れやすいものに銃口を向けない
- トリガーに触るのは発射の時だけ
- 銃口を覗き込まない
- マガジンには常にBB弾が入っているつもりで扱う
どれも当然のルールやマナーですがエアガンは遵守しないと怪我をしてしまいます。
実際にエアガンを撃ってみると分かるのですが、あの発射威力でBB弾が肌に当たれば間違いなく怪我をすることが予想できるほど強力です。
特に対象年齢が上がれば上がるほどその危険は増しますので、ぜひルールは守って遊んで下さい。
趣味は多い方がいい!!
「趣味は金がかかる」
というのがオタクの悩みですが、趣味が多いと毎日が楽しくなります。
エアガンという大人の玩具に手を出してしまったあなたはこの道を戻ることはできないはずです。
私もあなたもこのまま趣味の道を突き進むしか方法はありません。
このブログを読んで革靴だけでなくエアガンにも興味を持った方はぜひ手軽に射撃を楽しんでみてはいかがでしょうか?
「大人なんだから」なんて言わずに子供とか大人とか気にせずに楽しんで下さい。
大人は子供の頃を思い出し懐かしくなるでしょう。子供は小さなヒーローになった気分になるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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