
私は革靴好きという一面の他に文房具好きという一面も持ち合わせており、様々なメーカーのボールペンを所有しています。
そこで今回はドイツのメーカー「ステッドラー」のリフィル交換をしたいと思います。
インポートのブランドのボールペンは外観がめちゃくちゃ格好いいため私はすぐに手を出してしまいますが、実際のところ日本のメーカーのボールペンと比較すると私は日本のメーカーのボールペンの方が圧倒的に書きやすく感じます。
今回は、外観はめちゃくちゃ格好いいステッドラーの持ち手部分はそのままでリフィルだけ書きやすい日本のメーカーのジェットストリームの替芯を使用したいと思います。
「また三菱鉛筆のジェットストリームですかぁ?」とお思いかもしれませんが、互換性があり低粘度で速乾性のあるハッキリとした黒インクが書きやすいためリフィルを交換すればノーストレスですよ!

色々なボールペンを使った結果、
現在私の中ではジェットストリームのインクが最高です!

ビジネスで使うなら書きやすさというのは最重要だよね
ステッドラーとは


- 1835年 J.S.Staedtler が鉛筆職人の認定を受けてヨハン・セバスチャンがドイツのニュルンベルクに鉛筆製造工場を設立
- ヨハン・セバスチャンの祖先のフリードリッヒ・ステッドラー現存している鉛筆製造者として世界最古の記録がある
- 1840年前後 ステッドラー社は63種類もの鉛筆を開発製造
- 1856年 スギ素材で作られた円形と六角形の鉛筆をそれぞれ48色ずつ開発
- 1866年 年間200万本の鉛筆を製造
- 1884年 ロンドンに事務所設立
- 1895年 擬人化した三日月をトレードマークとして登録
- 1922年 アメリカのニューヨークに支店設立
- 1926年 日本の大阪に事務所設立
- 1929年 イギリスのロンドンに支店設立
- 1949年 ボールペン製造を開始
- 1955年 製図用シャープペンシルにプラスティック軸を使用
- 1988年 本社と工場をニュルンベルク郊外へ移設
- 2019年 マルス ルモグラフ 製図用高級鉛筆 世界最多の24硬度へ拡大
最後に出てきたマルス ルモグラフはとても有名な鉛筆で学生の頃の憧れでありました。
製図やアートなどに使われ紙への定着性がよく均一な線が描けます。
驚くことに24硬度もあるため、使い道に沿った硬度を選ぶことができます。

ステッドラー「アバンギャルド」

ステッドラー「アバンギャルド」のスペック

- 機能は油性ボールペン黒/赤/青、シャープペンシル0.5mmの多機能ペン
- ボディの素材はアルミ
- サイズは148×11.5×12.5mm
- 重量は18g
硬質アルミ軽合金製は驚くほどに軽く持ちやすい!
胸ポケットにボールペンを差した場合、あまり重いボールペンは衣服を傷めますがステッドラーのアバンギャルドなら軽量なため傷めません。
ステッドラー「アバンギャルド」ライトのスペック

- 機能は油性ボールペン黒/赤 シャープペンシル0.5mmの多機能ペン
- ボディの材質はアルミ製
- サイズは131×9.5×11.8mm
- 重量は14g
通常のアバンギャルドと比較すると軽量で小さく携帯しやすい。
また指がかかる部分は窪みが造られておりグリップが良く通常のタイプと比べても持ちやすい感じがしました。
ステッドラー「アバンギャルド」は振り子式

ペン先の出し方は
- 軸を水平にし使用するペンの表示を上に向けた状態でノック部分を押します
- 写真は●が上になっているため青のペン先が出ています
- ペン先を戻す場合は本体側面にある◯ボタンを押すと戻ります
ちょっと洒落ているところもステッドラーの特徴で文房具好きは興奮しますね。
またシャープ芯の補充をする場合はペン先を取り外し、シャープメカ部を引き抜きシャープ芯を1〜2本入れシャープメカ部を元に戻します。
シャープメカ部の先金が緩むと芯が折れやすくなってしまうため注意しましょう。

ステッドラー「アバンギャルド」の替芯

「全然掠れてかけないよ!」
当然ボールペンが書けなくなればリフィルを交換することになります。
そこで今回はステッドラーの替芯を使用せず三菱鉛筆のジェットストリームの替芯を使います。
ステッドラー「アバンギャルド」互換性のある替芯はジェットストリーム

世界のステッドラーの替芯ですが、よーく見ても…

日本のジェットストリームと瓜二つです!!

それは三菱鉛筆uniのジェットストリーム SXR-200-05 です!
このリフィルはジェットストリームプライムで使われています。
SXR-200-07も販売されており05はボール径が0.5mmという意味で、07はボール径0.7mmということになります。
ステッドラー「アバンギャルド」替芯の交換のやり方

まずペン先を捻り取り外します。
ノック部分を片手で持ちペン先を捻ります。

替えたい芯を出しゆっくりと引き抜きます。
私は以前ボールペンのリフィルを交換する際に力強く引き抜いたためバネが壊れたことがあったため、リフィル交換をする際はゆっくりと引き抜くようにしています。

抜いたところに代わりのジェットストリームの替芯を入れます。
差し込む際もゆっくりと替芯を差し込みます。
槍で着くようにガンガン攻めると内部が壊れます。

完成!!
これでステッドラーがジェットストリームの芯になりました。
使いやすくカスタマイズすることでもっと文房具が好きになる!

世界中を旅して世界中の文房具を見たわけではないので分かりませんが、日本のメーカーが作った文房具はとても優秀だと思います。
特にボールペンに関しては20年前と比較してもインクの滑らかさとハッキリとした黒インクが美しくとても書きやすくなりましたよね。
幼い頃、電話を受けながら片手でボールペンでメモを取っていたら突然インクが出なくなって大慌てしたことを思い出します。メモ用紙は破れるほど円を書き続け結局インクが再び出ることなく、無用の長物になりました。
日に日に進化を続ける日本のボールペンと海外の格好いいボールペンを合体させれば自分のお気に入りの1本が完成します。
結局のところボールペンは書けなければ意味がないのでインクだけを日本製のジェットストリームに替えるというのは理に適ったことです。
『ステッドラー×ジェットストリーム』
最強ボールペンが出来上がったところで、私はスーツの胸ポケットに差して颯爽と仕事に励みます。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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