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初めての革靴のお手入れで絶対に揃えて欲しいお手入れアイテム5点を紹介!!

靴磨きの道具 靴磨き
この記事は約22分で読めます。
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靴磨きの道具

私HIROsophyは現在紳士靴の販売員をしていますが以前は靴磨きや靴の修理を仕事としていました。
その時は様々な道具を使用し革靴をお手入れしていたのですが、販売員になると
「革靴のお手入れの道具って何があればいいんですか?」
とよく聞かれるようになりました。

個人的にはアレもコレもおすすめしたい!と思ってしまいますが、革靴のお手入れをする際一番最初に何が必要なのか、また最低限何があればお手入れはできるのか、という革靴を購入したばかりでお手入れの道具をこれから購入したいという方向けの内容になっています。

一番最初からお手入れの道具を全て揃えるというのは金銭的にもかなりかかってしまうためおすすめはしません。まずは初期投資として最低限のお手入れの道具を揃えることを私はおすすめします!

革靴を買ったらまずはプレメンテナンスをしよう!

履き下ろす前には必ずプレメンテナンスを!

「新品を買ったのにお手入れするの!?」
と思う方も多いかもしれませんが、実は新品だからこそしなければいけないお手入れが存在するのです。

それがプレメンテナンスという履き下ろす前にするお手入れです。
このプレメンテナンスには革靴の今後を決める重要なお手入れであり、プレメンテナンスをすることで傷がつきにくくなったりシミができにくくなったりと革靴にとってメリットしかありません。

新品の革靴は一番繊細な状態にあるためそのままスッピンの状態でいきなり外を歩いてしまうと非常に過酷なストレスにさらされることとなります。
「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」という言葉もありますが、大事な我が子同然の革靴を危険にさらすというのは私はできません。(可哀想ですよ)

何かあってからでは遅いのでしっかりとプレメンテナンスをして我が子を守ってあげましょう!
今回はプレメンテナンスとその後に使う道具をご紹介します。
これは必ずしも「コレだけあればいい」というものではなく、「最初の一歩」と考えていただきたいと思います。

お手入れに必要なアイテム5点はコレだ!!

革靴のお手入れアイテムと一言で言っても市販されているコーナーに行くと目移りしてしまうほどたくさんありますよね。
そこで今回は「絶対に必要なアイテム」を厳選しご紹介します。

ブラシ

革靴のお手入れといえば思い浮かぶのはブラシですよね。
ブラシにはいくつかの種類があり、ブラシは一つあれば充分というわけではなく用途により使い分けるため複数用意しなければなりません。

①馬毛ブラシ

かなや刷子馬毛

馬の毛で作られたブラシです。
この馬毛ブラシは革靴に付着した埃を払うために使います。
少し柔らかく弾力性があります。
馬毛ブラシは細かな部分に溜まった埃をかき出してくれます。

紗乃織刷子は職人の手植え技術と程よいコシの馬のたてがみを使った日本製のブラシです。
持ち手部分にはブナの木を使用し、長く使うことで味がでます。
また最近人気の靴磨き選手権でも使われるなど多くのファンがいるジャパンブランドです。

②豚毛ブラシ

かなや刷子豚毛
サフィール豚毛ブラシ

同じブラシですが、こちらは豚の毛でできたブラシです。
このブラシを使う場面は革靴の補色をするときです。
革靴が色落ちしたり傷がついた場合補色用の靴クリームを使いますが、その時に満遍なくクリームを革靴に全体に伸ばす役割をします。

豚毛ブラシは馬毛ブラシより硬くコシがあります。
そのため靴クリームを均等に伸ばすことができ、またコシがあるためにブラッシングにより摩擦が起こり艶が簡単にでます。

注意しなければいけないのは豚毛ブラシは一つあれば良いわけではなく、靴クリームごとブラシを分けるため何種類の靴クリームを使うかによります。例えば、黒・茶・紺色の靴クリームを購入した場合3つの豚毛ブラシを用意する必要があります。
黒の靴クリームを使用したブラシで茶色の革靴を磨いた場合、ブラシに付着した黒のクリームと茶色のクリームが混ざり合ってしまい綺麗な仕上がりではありません。

豚毛ブラシを購入する際は、何種類の色のクリームで磨くのかということを考えて用意しましょう。

紗乃織刷子は持ち手にはブナの木を贅沢に使用し高品質の天然豚毛の日本製のブラシです。
サイズは約14.5cm×6.5cmと持ちやすいサイズで、毛足の長さは約2.5cmです。
職人が愛する道具の一つでもある紗乃織刷子をぜひお使い下さい!

③クリーナー

サフィールレノマットリムーバー

クリーナーは「汚れ落とし」のことです。
サフィールのレノマットリムーバーはリキッドタイプですが、コロンブスのクリーナーの中にはクリームタイプのクリーナーもあります。使いやすいものを選びましょう。

クリーナーはとても重要で馬毛ブラシで落としきれない汚れを落とします。
汚れが付着したまま靴クリームなどを使うと汚れごと固まったり、綺麗な仕上がりになりません。
馬毛ブラシで落ちない汚れがあった場合は必ずクリーナーを使いましょう。

サフィールのレノマットリムーバーは頑固な汚れやカビ、塩吹なども皮革に浸透し溶かして落とします。
また古いワックスや靴クリームなども落としてくれるため、傷補修を行う際の下地作りに最適です。

④靴クリーム

イングリッシュギルドのクリーム

靴クリームとは昔の言葉で「靴墨」です。
傷がついたり、艶が落ちた場合に靴クリームを塗布し磨くことで傷は隠れ艶が出て美しい仕上がりになります。
ただ深い傷は靴クリームでは隠れないため跡が残ります。

靴クリームはしっかりと豚毛ブラシでブラッシングすることで艶々になるため仕上がりのことを考えるのならば「靴クリーム+豚毛ブラシ」はセットで用意していただきたいです。

イギリス製のイングリッシュギルド ビーズリッチクリームはナチュラルワックスを使用し香り豊かな乳化性の靴クリームです。
伸びがよくスーッと馴染み染み込んでいきます。
イギリスノーザンプトン周辺の靴製造会社が使用する靴クリームや仕上げ剤を供給するメーカーが作った靴クリームです。

⑤クロス

指に巻かれたクロス
布の巻き方は重要!

クロス(布)はお手入れの道具として市販されてはいますが、クロスに関しては不要なTシャツの端でも構いません。
靴磨きをしていくうちに布にもこだわりが出てきて自分のお気に入りができるとは思いますが、最初は布に経費をかけるよりブラシなどに経費をかけることをおすすめします。理由は、ブラシは靴クリームのような消耗品ではなく一度購入すれば長く使用できるからです。良いブラシで磨くことで圧倒的に仕上がりは綺麗になります。

私はウエスを使用しています。
このウエスを使うと綺麗に仕上がるんですよ!

靴磨き用のクロスではありませんが、私はウエスを使用します。
まずウエスは薄く指にピタッと張り付く感じがあり、しわになりにくいため仕上がりが綺麗です。
また大量に入っているため経費削減にもなります。
自分の使いやすいクロスを見つけることが重要になりますので、ぜひ色々お試し下さい。

履き込んだ革靴は月に一度はフルメンテナンスを!

革靴のお手入れは一度やればいいものではなく継続的にやる必要があります。
革靴のお手入れに慣れてくるとハイシャインなど少し高度な技にも挑戦したくなると思いますが、しっかりお手入れをした場合は月に一度はハイシャインや付着した汚れなどをきっちり落とす必要があります。

特につま先や踵に施したハイシャインはそのままの状態にしておくと革が傷みます。
定期的にハイシャインを落としスッピンに戻すことをおすすめします。

買い揃えるのが面倒な方は靴磨きセットがおすすめ

色々ご紹介しましたが、これだけのお手入れの道具を揃えるのは面倒だと思う方もいらっしゃると思います。
それはごもっとも!!
そういう方におすすめしたいのが「靴磨きセット」です。

各メーカーはお手入れの道具が一式入ったセットも販売しており、ブラシやクロスは単品で販売されているものより小さめですがとりあえずこのセットがあればお手入れはできます。

プレゼントにも最適な靴磨きセット

革靴は維持費にお金がかかる!?

複数の靴用ブラシ

これは個人的な感想になるのですが、革靴というものは「お金がかかります」!
初期投資にお金がかかるというイメージです。

革靴自体が高価なものですが、それに加え靴磨きをする道具にそれなりのお金がかかります。
合計しますと革靴と靴磨きの道具でかなりいいお値段になりますね。
そこで靴磨きの道具をいきなりフルセット揃えるのではなく、最初は最低限なければ困るものだけ購入することを私はおすすめしています。

もちろん最初からフルセット最高級品を購入できるだけの財力があればいいのですが私はそんな財力がないため徐々に買い集めていきました。
このブログを読んでくれている方が「革靴ってそんなにお金がかかるんだ…」と諦めてしまわないように今回のような「最低限必要な靴磨きの道具」という記事にしました。

店頭ではもっと個人的な靴磨きの悩みに応えていますが、ブログになりますと若干お客様との距離感を感じますね。今後も寄り添ったブログが書ければと思っております。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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