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革靴の靴磨きのアイテム“布”を徹底研究!

靴磨き
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革靴を愛する私HIROsophyは、靴修理・靴磨き・靴の販売に10年以上携わり色々なプロフェッショナルな方とお仕事を一緒にしてきました。やはり職人はすごく拘りが強く細かなところまで徹底的に考えています。そこで今回靴磨きをする中で話題になった“布”について考えたいと思います。

“布“って別名クロスだったり、ウエスともいいますが、ここにも職人はこだわりがあったのです。使いやすさ等私のおすすめと感想を交えご紹介します。

どんな場面で布は使うの?

靴磨きをする時布を使用する場面はたくさんあり、なくてはならないものです。その工程の中でも布の種類を分けた方がいい場面もありますのでご説明します。布の種類を分けることで間違いなく仕上がりに差が出ますし、やり易さが全然違いますので、ご参考になさって下さい。

クリーナーを使用する時は綿の布が使いやすい!

クリーナーで汚れを拭き取る時に布を使います。この時の布は綺麗なTシャツの切れ端などでも構いませんが、私は綿素材のクロスをAmazonで買っています。なぜ綺麗な布が必要なのかというと、汚れを一度拭き取った面はもう使えなくなるため常に綺麗な面で拭き取る必要があります。広い面積をクリーナーで拭く場合は少しずつ布の面を交換しながら拭いて下さい。使いやすいように布を30cm×30cmくらいに切り、指に巻いて使います。

鏡面磨き(ハイシャイン)をする時専用の布を使おう!

鏡面磨きをする時は何度も試行錯誤された方は分かると思うのですが、この少しフワフワしたネル素材の布が使いやすいです。ワックスの上を滑るように動き、引っかかりがないため非常に綺麗にそして艶々仕上がります。では上記で紹介しているTシャツの端のような素材で磨くとどうなるかといいますと若干引っかかりができてネル素材と比べると滑りにくく艶感も落ちます。


鏡面磨き(ハイシャイン)をする際このネル素材の方がやり易いのはもちろんですが、ここで鏡面磨きを綺麗に仕上げる布のポイントをお教えします。それは絶対に二本の指先にシワがよらないようにして下さい。鏡面磨きとはワックスと布の摩擦で艶が出るのですが、その布の方が凸凹していると均等に摩擦が起きずに深い艶も出ないからです。そのため必ずピンと張った状態を保てるようにして下さい。

元靴磨き職人がおすすめする「布は洗濯しよう」!

これは私が気付いたことなのですが、1日に何足も靴を磨く靴磨き職人だった頃すぐに手持ちの鏡面磨き用の布はなくなってしまいました。その度に購入しているとそれだけで経費はかさみます。
そこで汚れた布を洗濯することにしました。私は正直洗濯した布が新品の布と比べて劣るような気がしていたのですが、驚くことに洗濯した布で鏡面磨きをした方が断然早く綺麗にできたのです。
よく繊維を見てみると洗濯されたことで繊維と繊維の間隔が縮まり密集した布になっていたのです。そして洗濯をすることで柔らかくなり、毛羽立ちも抑えられ使いやすくなったのでした。それからはケチって洗濯をしているのではなく、自分のお気に入りの布を作るために洗濯をするようになったというわけです。

知らなきゃ恥ずかしい、布(クロス)の巻き方

靴磨き職人が布を指に巻きつけて靴を磨いている姿をよく見ると思いますが、どうやって巻いているのか、なぜ指に巻かなければいけないのか?そちらも併せてご説明します。

簡潔にいいますと「指に巻いた方が使いやすい」です。細かいところにも指は届き、全体的に早く均一にクリームやクリーナーを伸ばすことができます。では巻き方をご紹介します。

※私は右利きなため、説明は右利きの方向けですが左利きの方は逆にやって頂ければできます。

まず布をピンと張ります。ここでは綺麗な面を選んで下さい。

人差し指と中指の二本に巻き付けます。この時指の腹に巻いた布はピンとシワがよらないように伸ばして下さい。左手で巻いた指の後ろから摘むようにするとピンと布を張ることができます。

余った布を二本の指に巻き付けます。この時も二本の指に巻いた布がズレたりよれたりしないように軽く右手の親指で押さえながらやるとズレません。

右手の親指は離し、二本の指に巻きつけ残った布は巻いた部分の下へ左手を使い入れ込みます。軽くそのまま下の方へ引っ張ります。

これで完成です!右手の薬指と小指で入れ込んだ布の端を軽く指で押さえます。布を指に巻くというのは簡単そうで案外練習をしないと綺麗に巻けません。巻けるようになるとどんな状態の布も巻けるようになります。布を指に巻き、終わったらパッと外すその所作さえ靴磨き職人には芸術として映ります。あなたも恰好いい所作で靴磨きの良さをアピールして下さい。

布の巻き方を覚えたらさっそく靴磨きをやってみよう。リンクには鏡面磨きのコツと傷補修のやり方の記事を貼りましたので是非チャレンジして下さい。今覚えたこの布の巻き方が重要なポイントになりますからね!

細部まで拘る意味

靴磨きをする時に“布”に拘るというのは“クリーム”に拘るというよりマイナーな気がしますが、間違いなくやってみればこの“布“に拘る意味が分かるかと思います。
巻き方一つ、布の種類一つとっても深い拘りが靴磨きをする上で重要なのです。そこに拘るからこそ仕上がりに差が出て、見栄えにも大きく差が出ます。自分のベストを追い求めるのであれば、たかが“布”と思わずにあなたに合った布を探して下さいね。
では、私と一緒に靴磨きを楽しみましょう!

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