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革靴とベルトの色を合わせるのはマナーだった!?知っておきたいコーデの基本

ベルトと靴とパンツ 革靴
この記事は約19分で読めます。
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ベルトと靴とパンツ

仕事ができるビジネスマンって思われたぁぁぁい!!

切実な心の叫びがどこからか聞こえてきました。

「コイツそんなことも知らないのかよ」
と同僚や部下に言われたら傷つくものです。
むしろ「コイツ仕事できるな」と思われたいのが人ですよね。

スーツで仕事をする方にとって、革靴やベルトなどの小物は気を遣うと思いますがただ単に「おしゃれな組み合わせに見えるから」「自分のセンスを信じている」というのは危険が少し伴います。
また「色彩感覚ゼロで何が何だか分からなくて困っている」という方もいらっしゃると思います。

そこで今回は仕事のできるビジネスマンの一歩として『ベルトと革靴の色を合わせる』という基本的なマナーをご紹介します。

今まで適当に革靴を選んでいた方もこれからは選び方が変わると思います。

革靴男子
革靴男子

仕事ができるビジネスマンになるぞ!

革靴男子
革靴男子

まずは基本を勉強しよう

第一印象で仕事ができるビジネスマンだと思わせる

新聞紙を読む男性

第一印象は10秒で90%が決まるといわれることもあり、一緒に仕事をする前に大体の印象は決まってしまいます。
「理不尽過ぎる〜!」と思ってしまいますが、人間は視覚と聴覚の情報をもとに独断と偏見である程度予測を立ててしまうのです。

「第一印象は、視覚から入る情報が約5割だと言われています。次いで、話し方、声のトーンや大きさ、話すスピード、言葉遣いが4割。残念ながら、話の内容はわずか7%程度だそうです。第一印象は10秒以内で決まるとされていて、これは『メラビアンの法則』といって学術的にも論証されています」

「第一印象」は身だしなみ、表情、挨拶、立居振舞で決まる!
https://news.mynavi.jp/article/20210901-1950656/

自信をさらに失うような厳しい現実ですが『第一印象が10秒で決まる』のであれば逆手をとって10秒間好印象をキープすることができれば何ら問題はないわけです。
そこで〝見た目〟つまり身だしなみを「できるビジネスマン風」にするためにベルトと革靴の関係性を学びたいと思います。

革靴とベルトの色を合わせるのはマナー《ビジネスシーン》

ヤバい!
全然知らずにコーデしてたよ

ベルトと革靴の関係を知ることでベルト選びや革靴選びが楽になります。
「たかがベルト」「家にあるのを使っちゃおう」とセオリーを無視せず、マナーを守る気持ちで選びましょう。

マナーを守ることで誰から見ても〝仕事ができるビジネスマン〟なります。
同僚や部下に差をつけよう!

ベルトの色と革靴の色を合わせる

大量のベルト

ベルトの目的といえば、シャツがズレてパンツから出てきてしまうことを防止してくれたり、ウエストが緩く感じるパンツのフィット感を向上させたりと機能的な効果があります。
しかし、それだけではなくファッション性という効果も担っています。ただしおしゃれであれば何でも良いということではなくビジネスシーンではマナーがあるということもお忘れなく。

まずはベルトと革靴の色を合わせましょう。
例えば茶靴を履くときは茶色のベルトを選びます。

ただ全く同じ色のベルトと革靴を探すというのは紳士靴販売員のHIROsophyから言っても〝至難の業〟だと思っています。
当然ベルトと革靴は同時に作られたわけでもなく、同じ加工を経たわけでもないため〝似ている色味〟であっても同じではないのです。しかし似ている色味で十分ですので、難しい場合はベルトの色が革靴より濃くなるようにしましょう。

ベルトと革靴の質感・デザイン・素材を合わせる

Noooooo!!!

ベルトと革靴の色を合わせることは先ほど学びましたが、さらにファッション上級者になるには「質感・デザイン・素材」を合わせることで全体的な統一感が生まれます。

例えばネイビースエードの革靴に対し、ネイビースエードのベルト合わせるというような意味です。
確かにネイビースエードの靴とネイビースムースのベルトを合わせるよりもネイビースエードのベルトを合わせる方がまとまりはありますよね。

またクロコダイルの革靴にクロコダイルのベルトを合わせるという素材を合わせることも大事です。
特にクロコダイルという特殊革は代替できる素材がないため、やはり同じ素材で合わせることがまとまりよく着こなすコツになります。

スーツには革のベルトを合わせよう

茶色の本革ベルト

スーツには革ベルトを合わせることをおすすめします。
革ベルトは合皮のベルトに対して耐久性がとてもよく長くお使いいただけます。
また革靴と同様にエイジングを楽しむことができます。
長く使ったら使った分「味が出る」というのは本革の魅力でもあります。

革靴のエイジングの度合いと同じくらいのベルトを使用すると一段と雰囲気が良くなりますね。

ベルトのバックルはシンプルなものを選ぼう

ネイビースエードのベルト

カジュアルシーンでは特別に大きなバックルがついたベルトでも何も問題ありませんが、ビジネスシーンではスーツを邪魔しないシンプルなバックルのベルトがおすすめです。
ベルトのバックルが派手ではベルトばかりが目立ってしまい、ビジネスというシーンには向かなくなります。

ベルトを購入する際の注意点

茶のグラデーション
ベルト販売員
ベルト販売員

こんにちは!
いっらしゃいませ〜

革靴男子
革靴男子

茶色の靴を買ったので茶色のベルトを下さーい!

ベルト販売員
ベルト販売員

茶色と言っても色々な茶色がありますが
どのような茶色でしょう?

革靴男子
革靴男子

茶色…は茶色!

実際の売場でよくある会話ですが、「茶色のベルト」と一言で表現しても実際茶色と表記のあるものはたくさんあり、どのような色味かが分からないと革靴に合った色味のベルトを選びにくいです。

ベルトを茶色の革靴に合わせたい場合は、合わせたい茶色の革靴を持参することがベストです。
また革靴とベルトを同時に購入するとその手間が省けます。(同じフロアに革靴とベルト売場がある場合は)

ベルトの販売員は全てのベルトの色味をおおよそ覚えているので「この革靴に合うベルト」と見せるだけで店内にある色味の似ているベルトを数本用意してくれます。
その中から一番色味の近しいものを選ぶことで失敗なく革靴に合った色のベルトを選ぶことができます。

ベルトの交換時期

エイジングされた茶色のベルト

当然ながら革靴と同様革製品は使用期間が長くなるにつれてだんだんと劣化していきます。
それは革の宿命のため仕方がないことですが、いつどんなタイミングで交換すればよいのでしょうか?

ベルトの穴がよれたら交換!

ベルトの穴には強いテンションがかかっています。
長く使っているうちに穴が伸びてしまい通常の2倍くらいの大きさになってしまっている場合は交換時期です。

また穴が引っ張られ楕円形になっていたりした場合は交換しましょう!

ベルトはスーツには欠かせないものです。よれたベルトをしているとスーツも良く見えなくなりますのでキチッとした印象を保つために交換時期を見逃さないようにしましょう。

ベルトの穴はサイズ調整用ではなく、ベルトは必ず真ん中の穴で留めるものです。
(どうしても難しい場合は一つずらして)
真ん中で留めることで余った端の部分がバランスよく収まるようにデザインされています。
同僚が革小物のベルトを販売していますが、必ず接客時真ん中で合わせるようにしています。
この知識、重要です!!

ベルトの腰部分がよれたら交換!

ベルトの穴がよれるだけではなく、腰に巻いている部分がよれることもあります。
腰部分の革が波打っている状態は綺麗なものではありません。

またよれたまま使い続けているとひび割れや切れてしまうこともあります。
それ以外にもステッチのほつれなどもよく見掛けます。ひび割れやステッチほつれなどは外観を損なうため交換しましょう。

元々腰にくる部分が湾曲しているベルトがありますが、カーブベルトを使うと傷みにくいです。

ベルトと革靴の関係

ジャケットを着た2体のボディ

今回はベルトの色と革靴の色についてシェアしましたが、いかがだったでしょうか?
ベルトや革靴はスーツにとっては〝小物〟の扱いになり存在は小さなものになりますが、小物がスーツを引き立てることは間違いありません。

正式なマナーを守ることで、革靴選びやベルト選びが楽になると思います。
また革靴を購入する場合、ベルトで同じような色が存在するかどうかも購入時の大事なポイントになります。
ぜひ参考になさって下さい。

私は紳士雑貨の売場で働いているためベルトや革小物が常に傍にあります。
革靴を選ばれたお客様がそのままベルトを選ばれることは多々あることですが、新社会人の方や初めてスーツを着ることになった方など革小物に馴染みのない方は初めて知ることが多かったかもしれません。

「できるビジネスマン」は見た目が肝心、このポイントを攻略することで見た目だけで「できるビジネスマン」になれます。まずは「見た目」から整えてみてはいかがでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!

革靴の傷を味に変えよう!

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